犬ジステンパー!?

鼻水が出て元気がないと来院したMちゃん。

まだショップからおうちに来て間もないのでオーナーさんもとても心配そうでした。もしかしたらジステンパーかもしれないと検査をしたところ、結果は陰性happy01だったのですが、レントゲンで肺炎を起こしていることがわかりましたbearing

オーナーさんとも相談し、子犬なので今後急変する可能性もあることから入院して治療することに。

感染初期には、目やにや鼻水、40℃前後の発熱、食欲や元気がなくなるといった症状が現れ、続いて咳やくしゃみといった呼吸器症状や、嘔吐・下痢などの消化器症状が認められます。これらの症状は、細菌の二次感染によってさらに悪化し、重度な肺炎を引き起こすことがあります。
免疫が十分に応答しない場合、ウイルスは神経系にまで侵入し、脳脊髄炎を起こし、麻痺や痙攣(けいれん)、運動失調といった神経症状が見られます。神経症状は呼吸器系や消化器系の症状と同時に起こってくることもあれば、これらの症状が改善してから数週から数ヵ月後に突然現れることもあります。

犬ジステンパーウイルスに感染しても、ワクチンを接種している比較的体力(免疫力)のある犬の多くは、ほとんど無症状かケンネルコフのような軽い呼吸器症状ですみます。しかし、ワクチン未接種の犬や、その中でも特に免疫力の少ない子犬や老犬、他の病気で体力が弱っている犬では、上記のような症状が見られます。
犬ジステンパーウイルス自体に有効な治療薬はありません。そのため、治療は点滴や抗生剤、抗けいれん剤投与などによる支持療法や対症療法が中心となります。

ジステンパーはいかに予防するかがとっても重要なのですsign03

話が少しそれましたが、Mちゃんの場合はジステンパーではなかったものの、肺炎で呼吸が苦しそうです。一日も早く元気になるようにみんなで頑張ろうねpunch