多汗症

蒸し暑い日になりそうですね。体調管理にご注意ください!

今日は多汗症についてのお話です。人では手、足、腋窩(腋の下)、顔などに体温調節の範囲を超えて異常に汗をかくことを言います。

汗には汗腺という分泌腺が関係しており、2種類あります。ひとではエックリン汗腺が体表に分布しており、犬では肉球に分布しています。こちらが主に体温調節に関与しています。

一方アポクリン汗腺という汗腺は人では腋、肛門にしかありませんが、犬には体表を広く覆っています。この汗腺は主に終戦といい、フェロモン機能がメインであると考えられています。

よく犬ちゃんは汗を肉球でしかかかないと言われるのはエポクリン汗腺がこちらにしかないためなのですが、まれにアポクリン汗腺の過剰分泌によって腋や内股、頸部などに独特の臭気を伴う汗がみられることがあります。汗と痒みの行動が一致しており、水で洗い流すとすぐに改善するのが特徴です。

先天性の多汗症は主にジャーマンシェパード、ラブラドール、ヨークシャーテリア、シーズーなどにみられます。独特の臭気があり、脂漏症との鑑別が必要になって来ます。

検査は症状から判断が必要であったり、皮膚の一部をとって病理の専門センターで検査を行ったりする必要があります。

皮膚の症状は再発が多く、完治がなかなか難しいものも多いのですが、根気よく頑張っていきましょうね。