熱中症

以前も熱中症に気をつけましょうというブログをかいていたのですが、とうとう、熱中症になった犬ちゃんが来院してしまいましたsad

車の中に1時間いたとのこと。エアコンもかけていたそうなのですが、その後具合が悪くなったという事でした。

連れてくる前にシャワーで体を冷やして来院したものの、まだ40,5度の体温があったため、こちらでも急いで冷やし、緊急処置をおこないました。

熱中症の時は、まず体温を下げてあげる事が、何よりも大切です。高体温が続くことにより、体にダメージが与えられ続けてしまいます。ですが、体温をこまめに測り、下がりすぎにも注意しなければいけません。それと同時に、血圧をあげるために血管から点滴をしてあげなければいけません。
また、血液検査によって内臓に異常が出ていないか、血液の凝固の異常がないかなどをチェックします。
 
処置当日は腎機能、肝機能共に異常値が出ていなかったのですが、血液を固めるのに必要な血小板が少なめでした。さらに翌日の検査では腎機能、肝機能共に悪化しており、血小板数も減って来ていました。
 
今後の状態によっては輸血も必要になってくる可能性もありますので、まだまだ注意が必要です。

熱中症の恐ろしいところは当日だけではなく、翌日に急変することです。熱中症当日にすぐ処置をして見た目は元気になっていても、内臓の機能はダメージを受けていて、時差があり、翌日以降に発症して突然具合が悪くなるという事もありますので数日は要注意です。
 
最近は猛暑が続いています。車にエアコンをかけていても、後部座席は暑いままという事があります。人間と違い、暑いと伝えたり、その場から移動するということが出来ないケースもあります。また家の中の直射日光が当たらない場所であっても熱中症は起こります。
 
まだまだ暑い日が続きます。熱中症の症状を起こさないように気を付けて下さいね。