耳道洗浄

外耳炎で治療する犬ちゃん、非常に多いと先日お話ししましたが、今回は違った角度からの洗浄のご紹介です。

耳の表面はとてもきれいで外耳炎?と疑いたくなる犬ちゃんも実は奥の方だけ汚れがこびりついていて取れない、綿棒などを入れたら余計に奥に押し込んでしまうといった状況の犬ちゃん、たまにいます。

耳垢は生活しているうえで出てしまうものなので、洗浄してもまた出るものですが、奥に塊としてたまっていると、そこを取り除かない限り根本的な耳の治療ができず、いつまでたっても汚れが取れない、また汚れが出てくるという負の連鎖になってしまいます。

一般的には洗浄液を耳の穴に入れて、奥の耳垢を溶かして浮かせる治療を行っていくのですが、なかなかうまくいかない場合、麻酔をかけて耳の穴にチューブを入れて洗浄液で耳垢を取っていく方法もあります。

奥の方の汚れは暴れてしまってなかなか取り除けないことが多いですが、麻酔をかけることによって、汚れの重要なポイントにチューブを挿入して洗浄することができます。

耳の汚れで麻酔なんて・・・・と思われる方もいらっしゃると思いますが、外耳炎が進行してしまうと、中耳から内耳炎を起こし、顔を片側に傾ける(斜頸)やまっすぐ歩けないといった状況を作ってしまうこともあります。

麻酔をかけた洗浄は1回で治療が終了する場合もありますが、2,3か月後にまた麻酔をかけて処置を何回か行う場合もあります。

興味がある方はご相談下さい。