皮膚病

アレルギーという言葉が一般的になっているので、赤み、痒み=アレルギーと判断してしまいがちです。

その結果、検査もせずにかゆみ止め(ステロイド)の飲み薬、塗り薬をやってすぐに痒みはとまったものの、前より湿疹の範囲が広がっている、皮膚が黒ずんできたという悪循環に陥りがちです。

皮膚病と一口にいっても、原因には様々な要因があり、その原因が一つではなく、いろいろと組み合わさっている場合もあります。

まず最初に行うのはよくお話しを聞くこと。

年齢、性別、既往歴、食餌の種類、回数、生活環境などなど、、、一見関係のない事がとても重要な鍵だったりします。

次に病変部をしっかり観察し、検査へ進みます。

まずは寄生虫や細菌、カビなどの感染がないか、をチェックすることがとても重要です。

赤みや痒みの原因にはこの感染がかなりの部分を占めていることがあり、いくら治療をしても治らなかったので検査をしてみたら、今までの薬では治らない寄生虫が原因だったということもあります。

さらに、皮膚病の原因には内分泌が関与している場合があります。

甲状腺や副腎の機能が異常をきたしていると、皮膚炎をおこします。それも治療に反応しなくて、血液検査を行ってわかったということもあります。

診断、治療には時間がかかってしまうことも多々あり、皮膚が良くなるまでには時間がかかることも多いのですが、よくなっていくのを見るととてもうれしいです。

残念ながら、皮膚病は完治が難しく、よくなっても再発してしまうことも多いので、根気がいるのですが、一緒に頑張っていきましょうね。