体重管理

人間の世界では永遠のテーマ?のダイエット。さまざまな方法、食事が紹介されていますよね。

これは人間だけの話なのかというと、ペットの世界にも確実に同じ問題が広がっています。

獣医師の立場からいうと、猫ちゃんはやはり室内飼育をお勧めします。でもそのことにより、天敵もいない、ストレスもない、食餌はいくらでも食べ放題といった環境では痩せるのは難しいですよね。

また犬ちゃんも同様で、屋外飼育から現在ではほとんどが屋内飼育で常に暖かい環境、おやつも様々なものをもらえるといった環境では肥満は増加する傾向にあります。

その一方で、避妊、去勢した後は太りやすいので、ごはんの量を減らしましょうとお勧めし、きっちり守って少な目に少な目にあげていった結果、痩せすぎの犬、猫ちゃんが来院といったこともあります。

適当というのがとても難しいですねsweat02

ややぽっちゃりというのが健康で長生きの秘訣という最近の論文がありますので、やせ気味でなくてもいいとは思いますが、明らかに太り過ぎといった犬、猫ちゃんがやはり多く見られます。

犬、猫ちゃんは自分でごはんを買ったり、作ったりできません。

人がコントロールすれば、ダイエットは必ず成功します。ただ、犬、猫ちゃんの唯一のそして侮れないおねだりという武器が人に同情やすきを与え、結果的にダイエットがうまくいかない原因になります。

・おやつをあげないと吠え続ける

・ゴミ箱や引き出しを勝手にあさってしまう

・見えないところで家族があげてしまう

・おやつばかり食べてドライフードは食べない

等の症状(理由?)はありますか?

この状態に達してしまうと改善がなかなか難しいです。基本的にはおやつはいらない物なので、あげなければ、おやつというものを知らないまま過ごせるため、上記の問題は起こらないはずです。

おやつをあげないことがかわいそうと思うのは人であって、犬、猫ちゃんには関係ありません。

さらに、体重増加によっておこった問題を治療、予防するには減量が不可欠です。そのことを家族で話し合い、皆さんでおうちのペットの健康に関心を持っていきましょうね。