猫さんのパルボウイルス

こんにちは、獣医師の横田ですhappy01

今回は、猫さんのパルボウイルス、汎白血球減少症についてお話しさせて頂きます。

この病気は、猫パルボウイルスに感染することにより、腸炎を起こし、急激な白血球の減少を起こすものです。

大変強いウイルスで、外部から運ばれ、簡単に感染し、数日間の潜伏期間を経て発症します。

感染した動物の排泄物、主に便からウイルスが排泄され、感染していきます。

免疫機能が落ち着いていない子猫の時期に発症しやすいです。ストレスを与えないように出来るだけ他の猫や排泄物に接触させないようにお家の中で過ごすことも大事です。

一般的な症状は、発熱、元気や食欲がなくなる、嘔吐、下痢や血便です。

また、血液では急激な白血球の減少、状態により貧血が起こる事もあります。

予防としては、生後母親からの母子免疫が切れるころに適切なワクチン接種を複数回受けることが大事です。

また、免疫が不安定な時に感染源との接触を避けることも大事です。

最悪の場合は、免疫力が追い付かず命を落とすこともあるため、治療としては自分の免疫力が追い付いてくるまでの間の対症療法、そののち、体力回復をさせることです。

下痢や嘔吐で失われた電解質や水分と脱水の改善のために点滴をしたり、状況により輸血などが必要なこともあります。下痢や嘔吐が治まったら、体力回復の為に食事療法を行っていきます。

何か気になる事がありましたら、お声をお掛け下さいね~