停留精巣(陰睾)について

こんにちは、獣医師の横田ですhappy01

今回はdog停留精巣(陰睾)についてお話させていただきます。

雄の精巣が生まれてから陰嚢内に降りずに、腹腔内または鼠径部(内股の辺り)に留まっている状態を停留精巣(陰睾)といいます。

陰嚢が熱を放散して精巣を体温より低温の環境においています。

停留精巣(陰睾)だと、精巣が体温の環境におかれるため、精子形成が障害されてしまいます。

また、左右両方の停留精巣(陰睾)がある場合、生殖能力を欠くことになります。

精巣が陰嚢内に降りずに体内に停留し、高温条件下にあると、精巣腫瘍の発生率が高くなります。精巣腫瘍は一般に良性ですが、まれに悪性のものもあります。

このため、停留精巣(陰睾)の場合は去勢手術をお勧めしております。

また、精巣が正常に下降していたとしても、精巣腫瘍や、前立腺炎や会陰ヘルニアなどの病気を起こさない為にも去勢手術は有効です。

何か気になる事がありましたらお声をおかけ下さいね~happy01