猫の尿道閉塞

こんにちは、佐藤ですhappy01

今回は、猫の 「尿道閉塞」 についてお話ししたいと思いますflair

猫の尿道閉塞は尿道内に結石(ストラバイトやシュウ酸カルシウム)や栓子(壊死組織、尿道上皮細胞、アルブミン、ムコ蛋白、凝集塊、炎症産物など)が塞栓することによって尿が出なくなる病気です。

尿道が細くて長いという解剖学的特徴から、雄猫に多い病気です。10歳までは結石や栓子の割合が詰まる原因として多く、10歳を超えると腫瘍などの原因が増える傾向にあります。

尿が出なくなってからの時間や閉塞の程度によりさまざまな症状を示します。完全に閉塞してから数時間もしくは部分的な閉塞の場合、排尿動作の増加、血尿、排尿痛、陰部を舐めるなどの示すことがあります。尿が出なくなって24時間を経過すると、これらの症状に加え、意識レベルが下がる、食欲がなくなる、嘔吐、体温の低下などがみられるようになります。

完全に尿が出なくなってから早期に閉塞が解除できれば予後は良好です。しかし、尿路閉塞は再発することが多いため、閉塞となった病気(尿石症や膀胱炎)の治療が重要になりますflair 尿路閉塞に密に関与する膀胱炎、尿石症、尿路感染症は、飼育環境やストレスなどのが関与すると考えられるため、治療・予防のために、適切な食事療法や薬による治療とともに環境改善も考慮する必要がありますsun

 

尿路閉塞には何らかの前兆があることが多いです。トイレの回数が増えたり尿に血が混じる、トイレに行くけど尿が出ないときは、ためらわず動物病院に行きましょうsun