猫の胆管炎

こんにちは、佐藤ですhappy01

今回は 「猫の胆管炎」 についてお話したいと思います。sun

この病気は胆管に炎症が起こることにより、胆汁が消化管へとうまく排泄できなくなる病気です。胆汁が肝臓に滞るために、肝臓に様々な障害が起こり、食欲不振や元気消失、黄疸や嘔吐などの症状が現れてきます。胆管炎は単独で起こる事もありますが、膵炎や腸炎が一緒に起こる三臓器炎となる事も多いです。

原因としては、消化管の細菌が上行性に(消化管から胆管へ)感染を起こす好中球性胆管炎や、自己免疫異常で起こるリンパ球性胆管炎などが考えられています。

次に治療ですが、好中球性胆管炎は多くの原因が細菌感染であるため、抗生剤や強肝剤といった薬が処方ます。また、脱水や体重減少がある場合は、点滴や強制給仕を行うこともあります。食欲不振が持続すると、肝リピドーシスという致死率の高い別の病気になるので注意が必要です。リンパ球性胆管炎では、免疫異常が起こっている可能性が考えられるので、免疫抑制薬としてステロイド剤などが用いられます。

 

食欲がない、尿の色がおかしい (黄色→紅茶色) などに気が付いたら、なるべく早く動物病院に行きましょうflair