犬の潜在精巣

こんにちは、佐藤ですhappy01

今回は 「犬の潜在精巣」 についてお話したいと思いますsun

精巣は、胎児の時にはお腹の中にあり、成長と共に下降してきますflair 犬では生後1~3ヶ月の頃には陰嚢内に位置するようになるのですが、お腹の中や後肢近くの下腹部の皮下に留まってしまうことがあり、これを 「潜在精巣」 と言いますflair

遺伝性と考えられていて、精巣でつくられる男性ホルモンの不足や解剖学的異常により起こりますsunまた、トイやミニチュアの犬種で発生が多い傾向にあります。

成犬になると精巣で精子が作られますが、精巣が陰嚢内あって体温(38℃)よりも低い温度でないと、精巣は精子をつくりだすことができませんtyphoon潜在精巣の場合、陰嚢内よりも高い温度環境であるため精子が全く作られません。ですから、左右の精巣とも潜在精巣であると、その犬を繁殖に使用することはできないと言うことになります。また、その犬が老齢化すると、潜在精巣に腫瘍が起こりやすくなります。

左右のうち片方だけが潜在精巣である犬では、子犬を誕生させることも可能です。ですが、潜在精巣は遺伝性の疾患と考えられているので、その犬を繁殖に使用することはあまりいいことではないと感じます。腫瘍の発生する危険があるため、外科手術により潜在精巣を摘出することが勧められますsun

雄犬の陰嚢を触って、陰嚢内に精巣が2つあるか確認してみて下さい。もし、精巣が1つしか触れない、もしくは、全く触れない場合には、獣医師に相談してみて下さいhappy01