老化とはその2

こんにちは!月曜日です!鈴木です!!

最近友人のお見舞いで、人間の病院に行くことが多くなりました。

やっぱり人の病院は大きいですね!

将来は動物病院もここまでの規模になっていくのかなあとぼんやり思いながら、帰ってまいりました。

 

さて今日は前回の続き、老化についてです。

前回は「老化とは何か」についてお話ししましたが、

今日は老化によって引き起こる身体の異常についてお話しします。

まず、飼い主の皆様の目にも見える変化として、

 ・歯周炎の進行による歯のトラブル(8 歳をこえる犬の85 %が歯周病です)

 ・認知機能障害や関節疾患にともなう行動の変化(15-16 歳の犬の68 %に認知障害をもってます)

 ・毛の色や毛質の変化

 ・眼が白く濁る      などなど

また、目に見えない変化として

 ・知覚機能(嗅覚、聴覚など)の低下

 ・腎機能の低下(高齢犬の10 %、高齢猫の33 %が腎臓病)

 ・心肺機能の低下(高齢犬の約20 %が心臓病)

 ・抗酸化(老化に対抗する)機能の低下

 ・代謝機能の低下

 ・消化吸収機能の低下

 ・免疫機能の低下    などなど

ここで特に注意したいのが目に見えない変化です。

隠れて進行するため、症状として現れる頃にはもう手遅れなんてことも珍しくありません。

さらに、目に見える変化に気が付いた時と言うのは、すでに老化が進行している状態です。

その場合、目に見えない変化も進んでいると考えて下さい。

動物はヒトの4~5 倍の速度で年をとっていきます。

診察をしていると「元気だし食欲もあるから、うちのコは大丈夫!」とよく聞きますが、

老化はすべての動物に平等にやってきます。

「絶対に大丈夫」なんてことはあり得ません。

目に見えない変化は検査でしか発見する事が出来ません。

ですので、シニアの年齢を迎えたら年に1回の血液検査および尿検査をお勧めします。

長くなってきたので今週はこのへんでpaper

来週はどうしたら老化を防げるの?についてお話しします。