前立腺疾患について

こんにちはhappy01獣医師の横田です。

今回は、わんちゃんの前立腺疾患についてお話させていただきます。

去勢をしていない雄犬は、年齢と共に前立腺の過形成を起こし、それにのう胞形成を伴う事がありま

す。

良性の過形成やのう胞形成では無症状のことも多いですが、血様の尿道分泌物、便のしぶりなど起こ

すこともあります。

また、そこに感染があれば前立腺炎、前立腺膿瘍が起こります。

前立腺癌は去勢の有無に関係なく生じて、血様尿道分泌物、しぶり、尿道閉塞を起こします。

この場合、腫瘍はリンパ節を経て肺や椎体に転移したり、膀胱の出口に広がって尿道閉塞を起こした

り、腸に広がっていくこともあります。

前立腺癌以外に関しては、去勢手術が有効ですが、感染がある場合には適切な抗菌剤の長期投与

が必要となります。

前立腺癌に対しては去勢手術の効果は見込めません。治す治療としては、前立腺切除や抗ガン剤療

法などを行いますが、予後が悪いことが多いです。

腫瘍が大きくなることで排尿が難しくなってしまうことがあるため、これらの症状を緩和するために、尿

道を別の所に作る手術をしたりすることもあります。

何か、気になることがありましたら、お声をおかけ下さいね~happy01