おなかの虫シリーズ ジアルジア症

こんにちはhappy01獣医師の横田です。

今回は、おなかの虫シリーズとして、ジアルジア症のお話をさせていただきます。

ジアルジアは、消化管寄生虫の一つとして知られていますが、この虫は発育によって二つに分けられ

ます。

まず、小腸の中で優雅に暮している栄養型虫体、そしてその後消化管を下っていき糞便で排出される

までの間に薄い殻を被った抵抗型(シスト)虫体です。

無症状のことも多く、幼犬では下痢や痩せて発育不良になることもあります。

正常便に認められるシストを口にすることで感染してしまうのです。

シストは特殊な検査法でないと見つけられにくい上に、シストの寄生があっても普通の便なので検査

されてないことも多くあります。

栄養型では、下痢便となり、新鮮便で検査が可能です。環境の変化に弱いため、短時間で死んでしま

うため、新鮮便をおすすめいたします。

予防としては、糞便を舐めたり食べたりしないこと、またこれの速やかな処理が必要です。

シストは抵抗力は強いですが、熱と乾燥に弱いため、熱湯による消毒や清拭、乾燥をおすすめいたし

ます。

治療は、駆虫薬の投与となります。

何か気になることがあれば、お声をおかけくださいね~happy01