口鼻瘻管(こうびろうかん)と歯瘻(しろう)について

こんにちはhappy01獣医師の横田です。

今回は、口鼻瘻管(こうびろうかん)と歯瘻(しろう)についてお話しさせていただきます。

口鼻瘻管とは、歯周病や歯の破折などによって根尖周囲に炎症が起きて、それが進行して口と鼻との間にある骨を溶けて口と鼻がつながってしまう状態をいいます。

一般的に、上顎の犬歯や第3切歯に多く起こりますが、すべての上顎の歯にみられます。

上あごの歯の歯周病などにより歯周組織が壊される時があります。症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻

出血などです。診断は、口腔内レントゲン検査や歯周プローブなどにより確認していきます。

治療としては、全身麻酔下で原因となる歯を確認して、歯肉や口腔粘膜で穴が開いた部分を塞ぐ手術を行います。

また歯瘻とは、歯の病気に由来する化膿した部分と口腔粘膜や皮膚の間に道が作られた状態です。

通常は歯の根元、あるいは歯周病から歯の周囲に炎症~化膿が生じて、それが進行して口腔粘膜や皮膚に穴が開きます。

上顎の場合、目の下に穴が開き、下顎の場合、下顎の皮膚に穴が開くことが多いです。

歯が折れた場合や歯がすり減った場合、歯髄が露出していて、そこから感染する場合や歯周病により歯の周囲の歯周組織から感染する場合などがあります。

治療は口鼻瘻管とほぼ同じで、抜歯や炎症があった部分を取り除いたりすることで行っていきます。

なにか、気になることがありましたら、お声をおかけくださいね~