滅菌器

こんにちは、院内のクリスマスツリーが輝いて綺麗です、道林です。

手術で使われる器具や布等は全て滅菌されたものを使いますが、病院では2種類の滅菌器がありますので紹介します。

1つはオートクレーブ滅菌器。もう1つはガス滅菌器。

 

 

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オートクレーブは密閉状態で高い圧力と温度と飽和水蒸気によって広範囲の菌や微生物を死滅させることができます。

当院にあるものはタンクに水を入れて温度の設定をし、スタートボタンを押せば後は自動的に滅菌を始めて乾燥までやってくれるのですが、滅菌・乾燥中の内部は120~160℃と、非常に高い熱を持つために機械表面は触れません。

某ひろみ氏でも触れたら火傷します。(A CHI CHI A CHI!)

また、終了直後に蓋を開けると水蒸気が噴き出し危険です。必ず圧力計が0になっているのを確認してから開けましょう。

熱に強い金属や布類を比較的簡単に短時間(1時間位)で行える滅菌方法のため、1日に数回使う事も多いです。

 

 

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プラスチックや耐熱性のない物は低温で行えるガス滅菌器を使います。

こちらはオートクレーブと違って終了するまで十数時間必要であるのと、酸化エチレンガスは人体に有害で毒性も強いため残留に注意します。しっかり密閉できていることも重要です。

滅菌後はしっかりエアレーション(内部の換気)を行ってから蓋を開けます。ガス滅菌がオートクレーブ滅菌より時間が必要なのは、ここの作業に時間がかかるからです。

ガスが入り込むことによって効果を発揮するため、筒状の物や複雑な形状でも任せる事ができます。

ただし、滅菌物の水気は厳禁です。完全に乾燥させた物を入れましょう。

 

最後に。ただ物を機械に入れるだけではなく、汚れを物理的に落とす通常の洗浄もとても大事な工程の1つなんですよ。

 

★クイズコーナー★

前回の答えは「3、対称性ジメチルアルギニン」でした!健診ではSDMAという項目で測っている数値で、腎機能が8割失われてから数値が上昇するクレアチニンに対して、SDMAは腎機能が4割失われてから数値の上昇が見られるために腎臓病の早期発見に繋がります。腎臓に影響がない限り他の疾患の影響を受けない事も特徴です。

それでは今週の問題。

【血液等の定期健診はいつがおすすめ?】

1、1年に1回 2、5年に1回 3、10年に1回

答えは次回発表です! 


道林

舞子