画像診断③

こんにちは、獣医師の佐藤です。

今回は画像検査の一つ、CT検査についてお話します。

 

簡単なCTの原理になりますが、CTはX線を360°方向から照射し、そこから得られたデータをコンピューターが計算し、画像化する検査になります。

同じX線を使うレントゲン検査よりも、病気の位置や形などの情報を細かく得ることができ、画像処理によって3D化することもできます。

できものの摘出を考えた時、どこまでできものが浸潤しているか、細かな血管の配置など、多くは外科が必要な患者さんに必要となる検査です。

レントゲン検査より優れた検査に感じますが、デメリットもいくつかあります。

X線の被爆量はレントゲン検査より増え、撮影には基本的に麻酔が必要になります。検査のコストもかかります。

CT検査はあまり身近な検査ではないかもしれませんが、得られる情報も多く、転移の可能性のある腫瘍の摘出には基本的には適応な検査になります。

CT検査を勧められた際には、担当された獣医さんとしっかり相談し、メリットデメリットを聞いて、検査を受けるかを判断していただけたらと思います。

 


院長:

松尾 英治

獣医師