犬の膿皮症

こんにちは、獣医師の佐藤です。

今回は犬の皮膚炎、特に膿皮症についてお話したいと思います。

膿皮症とは、皮膚に付着している細菌が増えすぎることによって、赤いぶつぶつができ、痒みや脱毛が見られる疾患です。

最初は毛穴に入った細菌が増え膿の袋を作ります。見た目は人のニキビに似ています

やがて破裂し円形のかさぶたのようなものを作り治っていきます。

治療は抗生剤の飲み薬や薬用のシャンプーなどの組み合わせで行います。

一度よくなっても繰り返すのが膿皮症のやっかいなところで、

なぜ皮膚の菌が増えてしまったのかを考えないとすぐ再発してしまいます。

実はホルモンの異常やアトピーを持っていたりすることも多く、そちらの治療を同時に行っていく必要がある子もいます。

今の時期は暑くてジメジメしているので季節性の問題もあります。

痒みが強い病気なので、皮膚の搔き壊しによる出血や、夜寝れていないわんちゃんも多いようです。

痒みに気づいたら早めの診察をお勧めします。


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獣医師:

佐藤