実習報告

こんにちは、佐藤です。

6月末から一週間、オーストラリアでの外科実習に参加させていただのでその報告をさせてもらいたいと思います。

今回は頭頸部の外科疾患がテーマでした。

日本をはじめ世界的にも、ブルドックやパグなどの短頭種が人気なため、こういった犬種に特異的な疾患(特に呼吸器)が増えてきています。

代表される疾患に短頭種気道症候群というものがあります。

この疾患は、短頭種のノドの構造異常が原因で起こる気道が閉塞してしまう病態になります。

症状には、いびき、ガチョウのような特徴的な呼吸音、発熱があります。

初期症状の場合は、肥満や高温多湿の環境が、この病態を悪化させる危険因子になるので、そういった問題を最小限にする内科管理から入りますが、

重度のものだと、鼻の穴を大きくして空気の通り道を広くしたり、気管を覆っている軟口蓋(いびきの原因)の切除などの外科治療がメインになってきます。

従来の方法はもちろんですが、今回の実習では主に新しい術式のアップデートをメインにさせてもらいました。

これからの季節、短頭種にとって辛い暑さになります。

いびきや呼吸器症状でお悩みの際はご相談ください。


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獣医師:

佐藤