セミの話

こんにちは、アステールからお休み頂いて新しい活動をしております、道林です。

 

セミの声が年々少なくなっているのは気のせいでしょうか?

アステールの近くにある青木町公園(運動場)にはこんな看板が立てられています。

 

 

そう、セミの幼虫の乱獲が問題になっているんです。

漢方や食用として取られてしまうんですって。

私も実際に2Lペットボトルに大量のセミの幼虫を詰め込んでいる人を何人も見かけました。

純粋に羽化を楽しもうと探していた私は大きなショックを受けました。

 

ところでセミの寿命のイメージはなんでしょう。儚いイメージですか?

1週間の短命と言われることの多いセミですが、実は長寿なことをご存知でしょうか。

まず卵の状態で約1年(産み付けられた翌年の梅雨頃まで)過ごしています。

孵化した幼虫は土に潜って過ごしているため姿を見ることは難しいですが、その期間なんと3~17年ほど!

木の根から樹液を吸い、脱皮しながら成長していきます。

最初は白い色をしていた身体も、段々と色がついていきます。

土の中といっても油断は禁物!モグラ・ゴミ虫・菌類などの天敵が潜んでいるのでここで数年生き延びるのも大変です。

 

月日が経ち成長した幼虫は地上まで穴を作ります。これがよく公園で見るセミの穴です。

枝や棒状の物を中に入れると釣れますよ!

手ごたえが無ければ既に空き家かもしれません。

地上に出たセミの幼虫(抜けがらでもOK)を見ると、小さな羽根の形をしたものが背中に付いています。可愛いですね。

捕まえた幼虫は家のカーテンにくっ付けておくと翌日には成虫になります。私はこれでよく家の人を悩ませていました。

 

羽化のために幼虫が自ら地上に出るのは夕方から。

近くの木や壁を登り、日が落ちると羽化を始め、夜から朝にかけて羽を伸ばし身体を乾かし、一晩で飛べるようになるのです。(家で羽化を楽しみたい人は、夜は部屋を暗くしてあげましょう。)

成虫の期間は約1カ月生存できるそうですが、鳥・猫・蜂・蜘蛛などの外敵に襲われることも少なくありません。

この間につがいを見つけ、子孫を残すことに全力を捧げていくのです!

オスは数回交尾ができるそうですがメスは生涯1回きり。早い者勝ちです。必死のメス争奪戦。

 

性別の見分け方はお尻とお腹を見ると分かります!

お尻がすっきりしていて、腹弁(発音器)があるほうがオス。

お尻に縦線(産卵管)があり、腹弁がないのがメス。

鳴くのは腹弁のあるオスだけですので、それでも判断がつきますね。

本来セミは陽が出ている時間に鳴くはずですが、気温が高かったり住宅や街頭が明るいために日中と勘違いして夜も鳴いています。人間のせいではありますが暑苦しいですね。

 

道端には寿命を迎えたセミがひっくり返っている姿も多々見かけます。

もう動かないと思ってたセミが急に暴れてびっくりされる方も多いみたいです。

因みにこの現象をネットでは「セミ爆弾」とか「セミファイナル(セミの命の終わり際という意。準決勝ではない。)」と言われています。

ここでもその見分けをご紹介します。

脚がまだ開いているのは生きています、動きます。ご注意ください。

脚が身体の中心に向かって完全に閉じているのはもう動きません。安心(?)してください。

これはセミだけではく、昆虫に共通して見られる姿勢だと思います。

なぜ天に召された昆虫の脚が決まって閉じるのか不思議ですね。

これは道林の予想ですが、乾燥することによって節や筋肉が委縮するからではないかと思っています。

理由をご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい!

 

セミは種類によって幼虫の色形が異なるので、抜け殻を見つけたら名前当てゲームするのも楽しいですね!

因みに私はニイニイゼミの抜け殻が好きです。丸くて小さい泥っぽい子です。

抜け殻を使って作品を作る、抜け殻アートなるものを作っている人もいるので、興味のある方は調べてみて下さい!

 

冒頭に少しだけお話するつもりが、気が付けば一面セミ紹介ページになってしまいました!

虫のことになると熱くなってしまう道林でした。

P.S.セミの幼虫の素揚げ実は美味しいです・・・。


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道林