誕生です
妊娠中のわんちゃん、一日前から出産の兆候が始まったものの、なかなかお産が進まず、来院することになりました。
レントゲン、エコー検査などで、おなかに3頭いることが判明。しかも大きい赤ちゃんが骨盤につかえてうまく出ないことがわかり、緊急帝王切開となりました。
なるべく赤ちゃんに麻酔の負担がかからないように、手術は短時間で行わないといけません。取り出された赤ちゃんの蘇生のためスタッフの人数も必要になってきます。
取り出された赤ちゃん、なかなか泣いてくれず、心配になりましたが、ようやく元気な鳴き声を出してくれました
残念ながら、大きな赤ちゃんだった一頭はおなかの中で死んでいました。前肢が骨盤に引っかかってしまいうまく出られなかったようです。が、2頭は無事誕生することができました。
お母さんも元気で赤ちゃんを見て舐めてあげたり、おっぱいをあげたり、その光景はとても可愛いものでした
帝王切開は緊張の連続ですが、出産シーンはいつも感動します。赤ちゃんが無事元気に育ってくれるといいですね