捨て猫さん

段ボールに猫が入って捨てられていたとあわてた様子で入ってこられたMさん。

猫ちゃんは推定5ヶ月齢くらい。だいぶやせており、体にノミの糞がたくさんついていて、弱っている状態でした。

身体検査を済ませ、ご飯を口元にもっていきますが、自分でうまく食べられない様子でした。

目や鼻も汚れていたので、洗浄し、口から自力でご飯が食べられるようになるまで経鼻カテーテルを入れることになりました。経鼻カテーテルは鼻からチューブを入れて胃まで通し、ご飯や水をチューブで流して直接胃に栄養を送る管の事です。

状態はあまりよくありませんが、なんとか栄養をつけて元気になってほしいものです。

それにしても、この時期子猫ちゃんの来院が結構ありますが、拾った、という方もいらっしゃいます。

なかには野良ネコちゃんが産んでそのまま迷い猫となった場合もあるでしょうが、飼いネコが産んでしまって育てられないから捨てたというケースも多いです。動物も命があり、モノではありません。産まれてしまうと困るのであれば、避妊、去勢手術を行うべきであり、手術が嫌だというのであれば、産まれた子はきちんと面倒をみるべきです。この寒い中に捨てられてしまいお腹をすかせてなくなっていく動物がいなくなることを願ってやみません・・・・・