歯石除去

急に寒くなりましたね。皆さん、体調を崩していませんか?

最近、歯石がたくさんついて除去するワンちゃんが増えています。はやりではないはずなのですが、病気ってなぜか重なることが多いですね。

 

 

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歯についている茶色い色はすべて歯石。まさに石のように固くびっしりついています。

歯肉が減っていたり、炎症を起こしていたりすると歯石をとっても歯根が腐っていることが多いので、抜歯をしないと膿が出続けてしまい、歯石除去をしたのにまた抜歯をしなければならないということになってしまいます。

わんちゃんはおとなしく口をあけていてくれないので、全身麻酔をかけなくては歯石除去ができません。歳だから、、、、歯石除去くらいで麻酔なんて、、、、という方もいらっしゃいますが、放っておくと歯石はばい菌の塊なので、歯肉炎をおこし、さらに膿の道を作って頬から膿が出てきてあわてて来院ということもあります。歯と頬がつながっているなんてbearingとびっくりされるオーナーさんも多いのですが、そのくらい歯石ってばい菌が多いのです。

このわんちゃん、ものすごい歯石で、やはり歯根も腐ってしまい、抜かなくてはいけなかった歯がなんと25本!!!人間でいう八重歯の部分は根がとても深く、また抜いてしまうと大きな穴が開いてしまうので、きちんと縫合もします。大手術となりましたが、でもすっきりきれいになりましたshine

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歯石除去というよりは抜歯がメインとなってしまいましたが、これで口もすっきり。

よく、質問で歯が無くても大丈夫なんですか?と聞かれますが、ドッグフードを水につけてみてください。すぐふやけて柔らかくなります。ですから唾液で溶けるとおなかにも負担がかからないので問題ありません。また、ワンちゃんはもともとごはんをすりつぶしてよくかむという習慣はありません。歯の機能もすりつぶすというよりは噛みちぎるためにあるので、抜歯しても大丈夫です。

ただ、ここまで抜歯をしてしまうとガムやジャーキーなどの硬いものを食べさせてしまうと噛みちぎれないので、丸のみをしてしまい吐く、血便をするなどの原因となりますのでご注意くださいsign03