緊急!!!
なぜか、忙しいときは重なります。
先日は何故か症状の重い犬ちゃんが相次いで来院しました。
その中でも入院治療となった犬ちゃん。もともとアジソン病といって副腎皮質からのホルモンが不足することによって治療をしていたのですが、急に悪化で緊急治療となりました。
アジソン病の症状は、急性のものと慢性のものとに分かれます。慢性のものでは、食欲が落ちる、元気がなくなる、吐いたり下痢したりする、体重が落ちる、といった症状がみられ、この症状は良くなったり悪くなったりを繰り返します。また、水をたくさん飲む、尿の量が増えるといった症状がみられることもあります。
急性の症状が出現した場合は、ショック状態の改善などのため、緊急治療が必要となります。
来院した犬ちゃん、ぐったりとして、元気もなく、低血糖の状態でした。
幸い、治療後すぐに落ち着いて顔もあげるようになり、元気になってきました。
アジソン病の場合、生涯にわたり治療が必要になってきます。ストレスや環境の変化などで症状が悪化する場合もありますので、体調の変化に気づいたらすぐ病院に相談しましょうね。