肺炎

呼吸が苦しそうと来院した犬のKちゃん

実は以前より、肺炎で何度か入院をしたことがあったのですが、今回も同じような症状。

レントゲン、血液検査でもあまり状態がいいとは言えず、呼吸は苦しそうで、いつもは食欲旺盛なのに、食欲もないとのことthink

オーナーさんとの相談で、また入院治療となりました。

肺炎とは細菌やウイルス、真菌(かび)感染による肺の炎症です。肺炎は、上部気道から広がった感染につづいて、発症することがよくあります。、非常に若いか、高齢の犬ちゃんや免疫機能障害をもつ犬ちゃんによく認められます。また、慢性気管支炎や気管虚脱があると肺炎を起こしやすくなります。

煙や有害な化学薬品の吸入も、肺炎を引き起こします。肺炎にかかると元気がなくなったり、発熱、速い呼吸が認められます。そして、湿った音がする抱っぼい咳をよくします。重度になると、呼吸を楽にするために、頭を伸ばして座ったり起立します。

治療は抗生物質の注射もしくは内服を続け、呼吸がつらそうな場合には酸素が出る部屋での入院が必要な場合もあります。咳は気道閉塞をやわらげ、粘液を排出させるのに有用なため、肺炎の場合、咳をすることは重要なことなので鎮咳剤は使いません。

Kちゃんは興奮すると咳が止まらなくなり、なかなか酸素室からの退室が難しかったのですが、ようやく退院できることになりました。今後も内服治療は続きますが、元気になってくれてよかったですhappy01