外耳炎

耳を振ったり、後ろ足で掻いていると来院した犬ちゃん。

耳の表面も赤く、とても痛そうでしたが、中の方ものぞいてみると、耳の奥の道(耳道)が細く、変形していました。

どうやら1か月くらい気にはなっていたものの、来院できなかったようで、慢性化してしまっていたようですsad耳掃除もやはり、痛いようで、掃除がなかなか難しい様子でした。この状況ですと、最初から頑張りすぎてしまうと、耳を触られるだけで嫌になってしまい、今後の治療ができなくなってしまうので、必要最低限掃除をして、外耳炎の原因を探ることにしました。

初めての耳掃除ということもあり、耳ダニ、細菌感染、真菌感染などの鑑別が必要だったため、検査を行うことにしました。

顕微鏡で見てみると、真菌(マラセチア)が大量sign03に検出されました。ひどい場合には内服薬と点耳薬の両方で治療を行うと早く回復するので、提案したのですが、点耳は耳を触られるのをとても嫌がるため、難しいので、内服薬で行ってもらい、こまめに来院して治療することになりました。

耳に異常がない場合は耳掃除をしても後ろ足で掻く動作をすることはありません。家で耳を触ったり、なでたりしたときに後ろ足が動いたり、こすりつける動作をしてくる場合には耳に異常があるかもしれません。たとえ、表面的にはきれいでも耳の奥の耳道に炎症を起こしている場合がありますので、おかしいなと思ったら、早めに動物病院hospitalへ受診してくださいね。