外耳炎

今日から6月の始まりですね。すっきりしない天気が続いていますね。間もなく梅雨入りですね。貴重な晴れ間を楽しみましょうねnote

以前からたびたびブログにも書いてきましたが、今日もまた外耳炎のお話です。ここ数日から雨が降ったり、湿気の多い日が続いているので、耳を痒がったり、振ったり、こすったりといった犬ちゃんの来院が増えています。

先週、耳の奥まで真っ黒になってしまった犬ちゃんが来院しました。だいぶ時間が経過していたようで、オーナーさんも良くなるかなと思ってほうっておいたそうで、どんどんよごれが溜まってしまったようです。

外耳炎の可能性としては、耳ダニ、細菌感染、真菌感染、アレルギー、異物などなど、さまざまな原因がひとつ、もしくは混合で存在する場合が多いので、まず鑑別をしていくことが必要となります。

この犬ちゃんは細菌感染と真菌感染が酷く、耳の奥が見えないくらい汚れていました。洗浄はそんなに嫌がらなかったため、洗浄と点耳を家でも毎日行ってもらう事にしました。

そしてその一週間後、再診で耳を見てみると・・・・汚れはまだ残っているものの、劇的に綺麗になりましたshineオーナーさんも耳を振る回数も減って良くなったと嬉しそう。まだまだ完治までは厳しそうですが、これからもがんばってもらい、きれいにしていけるといいですね。やはり治療は病院とオーナーさんと二人三脚が重要になってきます。たかがお耳と思いがちですが、治りづらく、再発しやすい部分ですので、根気よく治療していきましょうね。

耳道が閉塞していたり、でこぼこに変形してしまった外耳炎~中耳炎では洗浄がなかなか効果を発揮するのが難しい場合があります。その場合は内服薬を併用することもあるのですが、究極は麻酔をかけて耳を洗浄します。奥までしっかり洗えて、状態を見る事が出来るのでとても有効です。ただ、1回で綺麗に治るというわけではないので、何回か麻酔をかけて洗浄することが必要になってしまうので、高齢だったり、持病があって麻酔をかけられない状態だとできません。

そんな状態になる前に出来る限り良い状態をつくり上げられるといいですね。