レーズン

今日はレーズンを食べちゃったかもしれないと来院した犬ちゃんについてのお話しです。

犬ちゃんが食べてしまうと中毒症状を起こすものは結構あるのですが、レーズン、ブドウもその一つです。ブドウの量としては 動物の体重1Kgに対してブドウ32g、干しブドウで 体重1Kgに対して11〜30g以上を食べると中毒として症状を起こすと考えられています。

主な症状としてはブドウを食べた後72時間以内に吐き気、下痢がみられ、食欲不振、腹痛や元気消失、脱水などの症状が見られます。数日後には急性腎不全の症状がみられ、長期間の治療が必要になる場合もあります。最悪の場合は命の危険性もあります。

今回はシリアルを食べてしまったとのことで、レーズンの量も少なかったようです。症状も特別出てきませんでした。血液検査でも腎臓の数値は正常なので、一安心です。

レーズンはケーキやパンなどにも入っているので、うっかり食べてしまって中毒になってしまうことも可能性としてはあります。

おいしそうというよりは好奇心で食べてしまう犬ちゃんも多いと思います。無人で犬ちゃんだけの時間になる際には周りを見て、誤飲、誤食しそうなものがないか、確認しましょうね。