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明日は台風typhoonがやってくるらしいですね。お気を付けください。

最近、嘔吐が主訴での来院がとても多いです。

実は嘔吐と呼んでいるものには種類があります。食べたものがすぐでてくる場合食べ物がある程度消化されている場合と、まったく消化されていない場合があります。この違いからだけでも、食べ物を吐き出した原因がどこにあるのか、鑑別をつけることができます。食べ物を同じように口から吐き出しても、原因が違う場合は、症状の呼び方も違い、吐いたものが消化されている場合を「嘔吐」と呼び、消化されていない場合を「吐出」と呼んでいます。

嘔吐の場合、吐いたものがある程度消化されています。このことは、食べたものが胃や胃に近い小腸にまで達し、そこで少し消化されたが、何らかの異常があるため、外へ吐き戻されたことを意味します。

これに対して、吐出は、食べたものが胃腸管まで達する前に、口から逆流したのであり、胃の前の器官、つまり、食道に原因があることを意味します。嘔吐の場合は胃腸管に、吐き出しの場合は食道に異常を見つけることが必要になります。

少し話がそれましたが、嘔吐の原因にはいろいろあります。中毒により、胃炎、胃潰瘍を起こしてしまう、胃がねじれてしまう胃捻転(大型犬に多いです)、消化器以外の病気(甲状腺、副腎、肝臓、膵臓などなど)もありますので、胃の問題以外も考える必要があります。

実際には、嘔吐の原因で最も多いのは、食べ過ぎや、腐敗したものや刺激の強いものを食べた場合です。最近フードをかえてみなかったか、おやつはどの程度食べているか、お散歩中に何か拾い食べしなかったか、考えてみましょうね。

 

吐いていても元気があればいいのですが、ぐったりしている、元気がないという場合にはなるべく早く病院へ行きましょう。