尿路閉塞

おしっこがほとんど出ないと来院したオス猫ちゃん。

尿道の先がすでに色が変わっていておしっこを出したいのに出ない状況でした。

膀胱炎の原因は細菌感染、結石、腫瘍、突発性などなどの原因で起こりますが、オス猫ちゃんで、尿が出にくいとなると、結石が尿道につまって出ない可能性が非常に高いです。

すぐにエコー検査で膀胱内に結石の存在を確認し、尿検査を行い、細菌の有無、結石の種類などの鑑別をおこないました。

同時に結石がつまって尿が出ない場合には一刻も早く膀胱から尿を出してあげないと、急性の腎障害をおこしたり、膀胱破裂から腹膜炎を起こしてしまうこともあります。

すぐに膀胱洗浄をおこない、カテーテルを付けておしっこを出すことができました。

猫ちゃんの結石の種類で一番多いのが、ストルバイトという結石です。体質、フードの種類などで出来やすいと言われているため、ストルバイト結石が出る猫ちゃんは処方食のみをごはんとして治療兼予防をおこなう必要があります。この猫ちゃんもストルバイト結石でしたので、処方食のご飯開始となりました。

ストルバイト結石の場合、処方食で溶解することが出来ると言われていますが、その他の結石の場合には溶解することが出来ないため、結石の大きさや数、症状によっては摘出手術をおこなう必要が出てきます。また手術をおこなっても体質でまた出来てしまう可能性もあるため、やはり処方食を食べて、再発を防ぐ予防が必要になってきます。

排尿のトラブルは様子を見ていては危険な事が多いので、尿の量、回数、色などおかしいと思ったらすぐ病院へ行きましょうね。