てんかん①

てんかんとは、てんかん発作をくり返し起こす脳の病気のことで、検査をしても脳に構造的な異常が認められない原因不明の「特発性てんかん」と、脳腫瘍や脳挫傷、脳炎などの脳になんらかの障害があるため起こる「症候性てんかん」に分けられます。てんかん発作には、意識がなくなって倒れ全身を痙攣(けいれん)させるものから、体の一部分だけがピクピクと痙攣するものまで、様々な程度があり、時間も頻度もそれぞれです。

今回はこの突発性てんかんについて書いていこうと思います。

突発性てんかんは一歳から五歳までの犬に多く見られます。脳内に障害が発見できない、原因不明のてんかん発作です。症状は先ほども書きましたが、急に手や足が突っ張ったり、遊泳運動をおこしたりといった症状をおこします。 

てんかんとは発作がくり返しお越してしまうと、脳神経細胞のダメージが広く、深くなり、それが新たな発作をひきおこす要因となるため、発作を起こさないようにすることが重要です。

治療としては、抗てんかん薬を毎日飲ませることが必要になってきます。薬の種類もいろいろあり、量もその犬ちゃんによって違うため、調節が難しいです。薬の効き具合や犬ちゃんの代謝の具合によって、薬の血中濃度が変わってきます。血中濃度が低いと効果が少ないため、発作をおこしてしまいますし、多すぎると、今度は肝障害を起こす危険が出てきてしまいます。そのため、定期的に血中濃度を測り、発作の有無、頻度を確かめながら、薬剤の量や種類を調整していかなければいけません。

てんかん発作が始まると、見ているのはとてもつらいです。この状況がなるべく起こらないように、コントロールできるようにしたいですね。