ワクチンアレルギー

犬ちゃんも猫ちゃんも予防接種で動物病院に来院することは年1回以上あるかと思います。

犬ちゃんは狂犬病、混合ワクチン、猫ちゃんは混合ワクチン接種が必要です。

狂犬病のワクチンは一種類のワクチン接種なのですが、混合ワクチンとなると、犬ちゃんは5種類以上、猫ちゃんは主に3種類の病気を予防するワクチンを打つことになります。

狂犬病は日本にはありませんが、世界ではまだまだ撲滅出来ていない病気です。この病気は人間も犬から感染し、ほぼ100%の致死率の為、ワクチンは非常に重要です。日本にはないといっても、一年に一度のワクチンはしっかり行う必要があります。

また、混合のワクチンは現在、日本にもある病気で、子犬や子猫では伝染病によって、亡くなったり、重い後遺症が残ったりします。病気を防ぐためにもワクチンはとても重要です。

このワクチンとても重要なのですが、人間でも予防接種でアレルギーを起こす人がいるように、アレルギーを起こす犬、猫ちゃんがいます。また免疫をつけるための病原体で、実際に発症してしまう可能性もあります。そして場合によっては、深刻な事態を招く可能性があります。特に小型犬の子犬や子猫には体力も充分ではなく、影響が出やすくなります。深刻な事態にならなくても、もちろん、予防接種は深刻な病気を防ぐ、非常に有効な手段であることは間違いなく、必要なことですが、副作用があることも考えて、環境や年齢に応じて適切な種類、間隔で行うことが必要となります。また、予防接種の前後は激しい運動や興奮は避ける必要があります。人間も同じですよね。

参考までに、副作用として起こる一般的な症状を紹介します。

1.局所の反応:注射部位に痛み、かゆみ、腫脹、発赤、腫瘍形成

2.目の症状:目の周囲の腫脹、かゆみ、角膜の混濁

3.軽度の全身症状:全身のかゆみ、発熱、精神的に過敏になる

4.重度の全身症状(非常にまれです):虚脱、呼吸困難、激しい嘔吐、粘膜蒼白

1,2,3は数分から数時間で発現しますが、4は接種中から1時間以内と非常に早く現れます。そのため、産まれて初めてのワクチンは午前中に接種し、少なくとも1時間は異変がないか、お家で観察できる日にワクチンを打つようにしてください。

また全身状態に異変があった場合にはすぐ、病院へ行って処置を行うようにしてくださいね。