異所性睫毛

毎日寒い日が続いていますが、体調は大丈夫ですか?

今日は目の疾患についてのお話です。

角膜は人間では5層、犬、猫ちゃんでは4層の膜に覆われています。この膜がなんらかの原因で炎症を起こした場合を角膜炎といいます。角膜の一番上の層を超えて炎症が進んだ場合を角膜潰瘍といいます。

原因はさまざまですが、 その中の一つの原因としてまつげが内側に向いて生えて目の表面に刺さってしまう異所性睫毛や瞼の皮膚が余って内側に向いてしまう眼瞼内反症ですと、やはり睫毛が角膜を傷つける恐れがあります。

異所性睫毛があると、結膜充血、涙の増加、まぶしそうな表情(羞明)をするなど疼痛がみられます。

治療としては睫毛を抜くことが重要です。アステールにも異所性睫毛で月に1度程度の頻度で来院しています。根治的には手術で毛根ごと切除を行うこともあります。また、眼瞼内反症の場合には手術で瞼の余っている皮膚を切り取る手術が必要になります。

それと同時に目の表面に炎症が起きている場合は目薬が必要です。症状がひどい場合には内服薬も必要になる場合があります。

早い段階での治療ができれば、症状も軽く、よくなる場合が多いです。おかしいなと思ったら病院を受診してくださいね。