誤嚥性肺炎

最近、ひとで、肺炎で亡くなるニュースが続いていますね。

実は犬ちゃんもこの時期、肺炎で亡くなることが増えます。

寒さで体調を崩し、今まで心臓病や気管支炎などの呼吸器の疾患にかかっていた犬ちゃんが、肺炎を起こすケースもよくあります。肺炎は感染症や薬品などを吸引したことによっておこります。

誤嚥性肺炎は高齢の犬ちゃんで起こりやすく、食べ物や水を飲み込む嚥下能力が落ちることによって本来なら食道から胃へ食べたものが通過するのですが、間違って気管へいってしまうと、それが原因となって肺炎を起こしてしまいます。

若い犬ちゃんであれば、咳などで異物を出す力があるのですが、高齢だと吐き出す作用も弱っている場合があります。また、てんかんや心臓発作などで意識レベルが低下しているときに誤って水やヨダレを気管に詰まらせて、誤嚥性肺炎を起こすこともよくあります。

肺炎になってしまうと、ひどい場合には酸素室で集中治療が必要になります。程度にもよりますが、治療には時間がかかり、また肺炎は何度も起こしやすいので、注意が必要です。

てんかんもちの犬ちゃんでは意外と誤嚥性肺炎が原因でなくなってしまうということもよくあります。呼吸がおかしいかな?変な咳をするなどの症状がありましたら、診察に来院してくださいね。