犬の糖尿病

こんにちは。今日は糖尿病のお話です。

「犬でも糖尿病になるのsign02」という方もいらっしゃいますが、なります。ちなみに猫ちゃんも糖尿病になります。人で治療されている方もいらっしゃるので、糖尿病のイメージはつきやすいかもしれませんが、病態が違います。

犬ちゃんの場合は膵臓からインスリンが全くでなくなってしまう型がほとんどです。人のように食事や運動、飲み薬によって注射を打たなくてもいいというわけにはいかず、ほとんどが生涯インスリン注射を打って行かなくてはいけません。

注射を打つのが、かわいそう、自分でできないとおっしゃる方もいらっしゃいますが、このまま打たずに様子を見てしまうとどうなるかというと、白内障や腎不全などの合併症状を起こします。体もだるそうで、呼吸も粗く、見ているのがとてもつらいような状態になります。

腎臓が傷んでしまうと、急性腎不全の場合にはすぐに点滴を開始して、利尿を始めていけば、回復することの方が多いですが、タイミングを逃してしまうと、慢性腎不全の状態となり、回復も難しくなってきます。

糖尿病の注射は状態によって、量や回数も違いますが、基本は一日2回自宅での注射になります。また注射を打ってすぐごはんをあげる必要があるため、規則正しい食事の時間が必要になります。また自宅で毎日尿検査を行い、尿糖の有無を確認する必要があります。

インスリンの量を間違えてしまったり、測定を行わずに勝手に量を増やしたり減らしたりしてしまうと、非常に危険で、特にインスリン注射を一度に多く打ちすぎて低血糖を起こしてしまうと、亡くなってしまうこともあります。注射を打った後、急に元気がなくなり、手足が震えていたり、うずくまっていたりする場合には低血糖の可能性があるため、病院でブドウ糖をもらっておくか、砂糖を舐めさせて、糖分をあげる必要があります。

いずれにせよ、定期的な病院への通院と、規則正しい生活がとても重要になりますので、根気よく継続治療を行いましょう。心配ごとがありましたら、病院に相談してくださいね。