水分摂取を!
夏場はこまめな水分補給をするというのは誰でも行って、気をつけていると思いますが、実は冬も脱水症状になるってご存知でしたか?
人でも高齢者が冬に脱水症状になることが知られています。夏場と違って喉が渇くという感覚が起こりにくい、夜トイレに行きたくないから水分を摂らない、などの理由で水分摂取が夏場よりも圧倒的に少なくなると脱水してしまいます。
動物にも実は同じような話があり、老齢の犬、猫ちゃんも喉が渇くという感覚が鈍感になります。そのため、暖かいところで寝てばかりといったこともあります。またトイレだけ寒いところにあると、やはり我慢してしまうこともあります。
冬場に膀胱炎や尿石症が増えるのもこのためです。普段なら尿石症があっても水分を摂取していれば、尿も作られやすくなり、細かな石は排尿とともに流れ出てしまうのですが、水分摂取が少ないと尿も少なくなり、細かな結石が出にくくなり、尿石症になってしまうという原理です。
冬場の水分摂取は意識して補うようにしましょうね。お水がもともとあまり好きでないということでしたら、フードをウエットフードに変えるだけでかなりの水分が取れます。お水をぬるま湯したり、お風呂場のおけだとお水を飲むなどの猫ちゃんもいますので、癖や習慣を利用して水分摂取に心がけましょうね。