脂肪腫

タイトルの名前の通りですが、皮膚の表面の下に脂肪の塊ができる腫瘍の事を脂肪腫と言います。

性別には関係なく、また太っているから出来やすいと言ったわけではないのですが、老齢になると発生しやすく、主に腹部、胸部、内股、脇の下などに出来ます。

触ってみると弾力性のある他の組織とは明らかに違う境界で区切られています。大きさは数年かけて少しずつ大きくなっていく事が多いです。

診断としては病院内ではしこりの部分に針を刺して、スライドグラスで染色し、顕微鏡で、細胞をみて判断します。取れてきているのが脂肪で細胞成分がほとんどなければ、まず脂肪腫と判断します。

この腫瘍は良性のモノですので、絶対切除というわけではないのですが、だんだん大きくなってしまい、筋肉を圧迫してしまったり、脇や股の近くにできていると歩行の際に擦れて皮膚病の原因になる場合もありますので、一概に大丈夫とは言えません。

手術で切除してしまえば完全になくなるのですが、他の部分に出来る場合もありますので、日ごろから体を良く触って、チェックしてあげることが必要です。