脱毛症

どの病気もそうですが、皮膚病も奥が深いと感じます...

今日紹介するのは季節性兼部脱毛症という病気。体幹部の側面を中心に左右対称性の脱毛が周期的に発生することが特徴で、再発性膁部脱毛症とも呼ばれています。原因はよくわかっていませんが、起こしやすい品種があることから遺伝性のものではないかと考えられています。

 

好発犬種としては、ボクサー、イングリッシュ・ブルドック、エアデール・テリア、ミニチュア・シュナウザーといわれています。

体幹部の側面を中心に左右対称性の脱毛が周期的に発生することが特徴です。特に痒みがあるわけでもなく、発疹を起こすわけでもないのですが、黒ずんだような皮膚になる色素沈着を起こすことが特徴です。日照時間が短くなる12月ごろから脱毛が始まり、春から初夏に改善するので、日照時間に関係するようです。

鑑別はほかの皮膚病の除外を行い、皮膚に細菌感染や寄生虫がいないかなどのチェックや内分泌の異常がない事を確認し、診断していきます。

治療は飲み薬もありますが、冬場に飼育環境の光の刺激を太陽光に近づけたり、日照時間に相当する照明当てたりすることを行ったりします。

この病気は急に発症し、2,3年おきに発症することもあったり、一生に1度の場合もあります。

この病気カモ?と思ったら病院に相談してくださいね。