猫ちゃんの慢性腎不全

猫ちゃんの寿命、最近では15歳前後は当たり前。

20歳を超える猫ちゃんも見られるようになりました。

高齢になってくるとよく見られるのが、腎臓の異常。

よくお水を飲むようになって、おしっこが出るようになったというのが、目にみえてわかる症状。

ですが、実は人が気づく症状として出るときには腎臓の75%が既に傷んでいると言われています。

この症状が進行していくと、多尿にもかかわらず、老廃物や余分な電解質、リンなどのミネラル類を尿中に排泄することができず、体内にたまってきます。

腎臓は尿を作るだけでなく、血圧の調節や赤血球を産生するホルモンを作る役割もあるため、慢性腎不全が進行してくると、高血圧や貧血になり易いです。

高血圧にともなう眼の症状(網膜剥離、眼底出血、眼球破裂など)や貧血によって疲れやすい、倦怠などが現れてくることがあります。

腎臓の治療は残念ながら、治すことはできず、進行を遅らせるということを目的とします。

処方食による、腎臓病食を食べる

皮下組織に点滴剤を注射して水分を補給する

カラダのミネラル分バランスを整えるサプリメントを飲む

高血圧を抑える薬を飲む

などの方法をバランスよく組み合わせて、その猫ちゃんに合った方法をとるような形になります。

ですが、状況は変化していくため、特に見た目には変わっていなくても、定期的に尿検査や血液検査、エコー検査、血圧測定などを行うことが重要になっていきます。

定期的に通院して、症状の変化などには目を配っていきましょうね。