グリーフケア

先日は院内でスタッフセミナーがありました。

グリーフとは日本語訳すると悲嘆という意味になるそうです。

近年の動物医療も進歩し、今まではわからなかったことが分かったり、治療できなかったものができるようになりました。

しかし、その反面、オーナーの皆様に辛い選択を迫らなくてはいけないことも増えてきています。

また、以前より、ペットという存在が人間にとってとても大きな存在になり動物の死というものが受け入れがたい悲しみとなるペットロスになるオーナーさんも増えています。

今回のセミナーでは、総論的なところで、自分のペットに何か病気が見つかった時の悲しみ、治療の選択の辛さ、そして死を迎えた時の気持ちなどのケアについて、オーナーさんの立場を理解しようというセミナーでした。

治療する側からしてしまうと、どうしても、動物ではなく、病気のみを見てしまいます。

この病気にはこの治療選択肢があり、余命はこのくらいといった、事実だけを述べてしまいがちですが、おうちの環境や今までの人との関わりについて配慮したり、病気の事実をお伝えする際の配慮が必要であるということを改めて気づかされました。

ついつい、忙しさに紛れて、オーナーさんの気持ちにまで配慮が足りなかったかもしれないということを痛感するいいセミナーでした。

今後も継続してセミナーを開催する予定ですので、今回のセミナーを受け、実践に活かせるよう、スタッフ一同頑張っていきたいと思います。