シャンプーの種類

皮膚のケアシャンプー、最近では様々出ています。

肌のトラブルを見極めてシャンプーを選択していかないと、いいシャンプーなのに、皮膚病が悪化してしまうこともあります。

細菌感染やマラセチア(真菌)がある場合には抗菌性シャンプーを使用します。

べたつきのある皮膚やフケが出やすいタイプの場合には角質溶解シャンプーを使用します。そのシャンプー剤が乾燥させてしまうものなので、人の手が荒れてしまうので、手袋をしたり、手荒れを防ぐクリームでケアしたりする必要があります。

反対に乾燥気味でカサカサの皮膚によりフケが出やすい場合には保湿性シャンプーを使用します。犬ちゃんの乾燥しやすい場所は腹部や太ももの部分ですので、その部分がカサカサしている場合には保湿シャンプーがオススメです。

アトピー症状のある犬ちゃんの皮膚には保湿性のあるシャンプーを使用することが重要なのですが、皮膚の状態は残念ながらいつも同じではありません。

日本は四季があり、湿度や温度が絶えず変化していきます。それはいいことでもあるのですが、皮膚にとっては常に同じ環境ではないので、皮膚トラブルを抱えている犬ちゃんは日々皮膚の問題自体が変化していく可能性があります。

状況に合わせてシャンプー剤を変更することはとても重要です。

それとともに、シャンプーの仕方もとても重要です。

まずはお湯の温度。人のおふろの温度にしてしまうと、乾燥気味の犬ちゃんは余計に油分がとられてしまったり、アトピーの症状のある犬ちゃんですと、痒みが増してしまいます。

基本的には室内プールと同じ30℃がいいといわれています。

この温度は冬場ですと、自宅でのシャンプーは難しいかもしれませんが、35℃以下にすることが望ましいです。

また、薬用シャンプーは泡立たないシャンプー剤が多いです。ついついたくさんつけすぎてしまうこともあるので、事前に市販のものもしくは院内の一般シャンプーでよく洗って汚れを落としてあげたあとで、薬用シャンプーを使うと、効果もあり、経済的です。

洗い方は優しく、薬を付けるといった感覚で行いましょう。ごしごしこすりたくなってしまうのですが、デリケートな部分にはシャンプーで悪化してしまうこともあります。優しく泡でマッサージもしくは泡を付けるといった感じで行いましょう。

そして薬用シャンプーは名前の通り薬用ですので、薬を浸透させる必要があります。洗ってすぐに流してしまうと効果がほとんどないので、特に患部には薬液を最低でも5分、できれば10分浸透させておきたいので、患部から洗いはじめてほかの部分を洗うようにすると10分の漬け置きの負担が軽減できると思います。

最後に乾燥。本当はドライヤーの熱さは皮膚によくないのですが、乾燥しないままの皮膚でいると、蒸れて、細菌感染を起こしやすくなります。

ドライヤーが難しい犬ちゃんはとにかくタオルでしっかり拭きましょう。特に足の指の間や脇、内またなどはしっかりタオルドライすることをお勧めします。