犬ちゃんも汗をかく?!

多汗症という言葉が人間にあるのをご存知かと思いますが、犬ちゃんにも存在するということを知っていましたか?

通常犬ちゃんの汗は肉球がメインでカラダの表面は汗をかかず、人のように体温調節を汗ですることができません。

そのため、パンティングと言って呼吸には関係ないのですが、はあはあと口を開けて呼吸している動作をすることによって体温調節をしています。

話が少しそれましたが、犬ちゃんのカラダの表面は人の汗の成分のエックリン腺が存在しません。代わりにアポクリン腺という汗腺があり、その分泌腺が多い犬ちゃんが多汗症という犬ちゃんなのです。

全体的にしっとりしてしまうというのが特徴ですが、人の汗の成分と違って、ややベタっとしているため、細菌や真菌が繁殖しやすくなってしまうので、汗自体は無臭なのですが、時間が経つにつれて菌の感染によって臭う、べたつくといった症状が出てしまいます。

多汗症は問題かと言われると、特に皮膚病変を出していなければいいのかなと思いますが、大抵は先ほどの説明のように、菌に感染して皮膚病をおこします。

治療はこまめにシャンプーというのも一つの手だと思いますが、シャンプー嫌いな犬ちゃんに、汗をかくからと毎日シャンプーしていたらより悪化してしまったということもあります。

オーナーさんの話では、シャンプーをしたあとは生乾きのままベットの下に隠れて出てこなかったり、わざと外へ出て体を泥だらけにしたりとシャンプー治療がストレスになっていたようです。

その犬ちゃんにはシャンプーの回数を減らし、夏場は特にアイスノンの入るタイプの洋服を着せたり、通気性のいい洋服を着せるといった方法で悪化が食い止められました。

多汗症による二次感染を防ぐことはできますが、多汗症そのものは体質なので、薬で治療するわけには行きません。

うまく付き合っていけるように環境を整えてあげられるといいですね。