芽胞菌
今日は穏やかで暖かいですね毎日気候が穏やかであれば、体調もそんなに崩れないのではと思うのですが、また寒くなると体がついていけませんね
下痢で来院の犬ちゃんが続いています。
便検査で、寄生虫やよくない菌が出ていないかを調べる検査があるのですが、今日はその中でも芽胞菌について書いて行こうと思います。
芽胞菌は環境の中でどこにでもいる菌なので、健康診断でとくに症状を出していない犬ちゃんでも認められることもあります。
ただ、数が増加していたり、一部の芽胞菌には出血性の下痢や粘液便、頻回の排便を起こす原因となるため、症状が出ていて、芽胞菌が認められると治療を必要とします。
芽胞菌は下のようなものです。
治療には抗生物質を5日~7日飲みます。
脱水や嘔吐がみられる場合には別に点滴や吐き気止めなどの治療も必要になっていくことがあります。
下痢がみられる場合には便を持って受診していただくと検査がスムーズに行えるので持ってきてくださいね。