猫ちゃんも・・・・

春の時期は犬ちゃんの狂犬病予防接種、フィラリア予防での来院が多くなり、その際の健康チェックで何か以上が見つかるということも多いです。

一方、猫ちゃんの場合、絶対的通院の義務付けがないため、本当は予防接種も1年に1回行うべきなのですが、忘れてしまったり、病気出ないからまあいっかとそのまま見過ごす場合も結構多いです。

猫ちゃんもフィラリアという病気があります。犬ちゃんと違って感染する確率が低いと言われているのは実際に統計が遅れているのと、突然死することが多いので、フィラリアだと認識されないまま亡くなるケースが多いです。

またノミが付着して痒がる、引っ掻いて皮膚病を起こすというケースもあります。

ノミが若い頃に付着していると、高齢になってからノミアレルギーを起こし、ノミがいなくても腰からしたの方を痒がったり、舐めて脱毛するという原因をつくります。

猫ちゃんにはフィラリア予防とノミ予防を同時に行える、首に垂らすスポットタイプのお薬がおすすめです。

健康診断もできれば1年に1回は行っていくと、早期発見、治療ができるのでおすすめです。

腎臓病は猫ちゃんには多く起こるのですが、はじめの症状はなかなか気づきません。おしっこの量が多い、血液検査上で異常が見つかる頃には実は腎臓の機能の70%異常は傷んでいると言います。

では健康診断を行っても意味がないかというと早期発見には尿検査がおすすめです。症状として現れていなくても、尿の濃縮能(濃さ)が減少していると、腎臓の異常があるかもしれませんので、さらに詳細を調べていくようになります。

この時期はついつい犬ちゃんにばかり目を行きがちですが、猫ちゃんの健康管理も目を配って行きましょうね。