輸血について

こんにちは。松尾です。

今日は輸血について書こうと思います。

 

皆さんあまり動物の輸血について考えたことがないかと思いますが、

残念ながら現在、ヒトの赤十字のような輸血バンクはありません。

なので動物病院では各自スタッフの動物たちから血液を頂戴したり、

オーナー様にドナーをつれてきてもらったりします。

 

当院でもいわゆる輸血犬、輸血猫といわれる輸血の為に飼っている子はいません。

そういったわけで実際輸血が必要になってしまう病気になると、

オーナー様に同居の子を連れ来てもらったり、同居がいない場合、

知人をあたって連れてきてもらわなければなりません。

輸血が必要な病気はあまり軽い病気ではないので、それだけで心身ともに疲れてしまうところに

輸血の当てを探すので多大な負担がかかってしまうのも現実です。

 

当院でも患者さん同士お互い様ということで、ドナー登録みたいな形でできればいいなと思っていますので、課題として今後やっていきたいと思います。

また定期健診でなるべく早期発見早期治療ができれば、輸血を未然に防げる可能性もありますし、

普段からお友達などとも協力できるように話しておくこともいざというときに役立ちますね!

 

 

ちなみに・・・・

こんな話があります!

猫に犬の血液を輸血できるcoldsweats02!!http://jfm.sagepub.com/content/15/2/62.long

実際、自分はびっくりしたのですが、犬→猫の輸血はできないものと思ってました。

どうやら昔は犬→ヒトも輸血していたんですね。

 

実際には、輸血して4日以内には抗体といってミサイルみたいなものを体が作って、ドナーの赤血球を壊してしまうので

本当に緊急の場合のみ、1回限りでしか輸血できませんが、

究極の選択でやれるみたいです。

重大な副作用はでないと書いていますが、実際自分でやれといわれても・・・・。

その時はご相談しましょう。coldsweats01