★ Working dogs ★ m(_ _)m アリガトウ
こんにちは、菊地です
盲導犬や聴導犬など、人の生活補助の為に育て上げられたワンちゃんを皆さん1度は耳にしたことがあるかと思います。
人の為にほぼ一生を捧げているといっても過言ではないワンちゃん達。。。
このワンちゃん達は、産まれた時から生活環境を人間にコントロールされているわけで、この生活に何の疑問も持たずに生きているんだろうなと思います。
私も数回ほど盲導犬の働いている姿を見かけたことがあります。
もちろん、ワンちゃんは働いている訳なので遠くからそっとですが。。。
ある、朝の通勤電車でのお話しです。
都内の駅、人で混雑している朝のホームに盲導犬を連れ、電車を待つおばさんが立っていました。
その日は遅延でなかなか電車が来ない状況でした。
数分経ち、来た電車は扉が開いたとたん、乗車していた人が押し出されるくらいの状況でした。
私自身、この混雑では足を1歩前に出すことすらなかなか出来ずオロオロしていました。
そんな中、盲導犬を連れた飼主が並んでいた隣の車両扉をふと見てみると同じような混雑の中、盲導犬を見た乗客がわずかな隙間を空けようと必死になっていました。
盲目の飼主様はこの雰囲気をどこまで察しているのかは分かりませんが、主人の指示通り(?)盲導犬は前に進んで行こうとしていました(盲導犬もさすがの混雑ぶりに困ったちゃんな顔 )
こういう時のマニュアルってどうなんでしょうね????
例えば信号を渡る時や信号の無い道路を横断する場合、どんなに気を付けて渡ろうとしていても急に車が飛び出してきたり障害物がある場合、ご主人が「Go」のサインを出しても周りの状況をみた盲導犬が判断し進まないと聞いた事があります。
盲導犬はご主人に危険な状況をつくらない様に訓練されているのです (ホント、頭良さすぎです )
でも、今回の混雑120%の車両に乗り込む時の答えって。。。。???
正解は知りませんが、何本電車を見送っても、いつまでも120%のこの状況じゃ強行突破するしかないのです
盲導犬の表情も意を決したように堂々と1歩ずつ車両に脚を踏み入れ進んでいきました。
その姿を見ていた私は心配な気持ちもありましたが乗客の協力と盲導犬の勇姿に感動してしまいました
遠慮気味に乗客の足を踏んで乗車している盲導犬の姿は可愛くて笑っちゃいましたが
本当に補助犬として働いてくれるワンちゃんには感謝しても感謝しきれないくらいのありがとう