気管支炎について
明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
獣医師 横田
今回は、気管支炎についてお話しさせて頂きます。
気管支炎は、肺への空気の流通路である気管支・細気管支の炎症で、様々な原因によって起こります。
感染(ウイルスや細菌や真菌)、寄生虫、アレルギ-など、、、
また、肺炎、肺の腫瘍、気管支拡張ー狭窄症、異物や循環不全に伴って起こる事もあります。
症状は咳で、初期には「からぜき」で、興奮時や運動時にのみ観察されることもあります。
病態が進行して、気管支内の分泌液が増えると、痰が絡むような咳をすることもあります。
ワンちゃんなのに咳って・・・って思われる方もいらっしゃいますが、この時はほんとに咳をするんです。
診断は、症状や、レントゲンなどにより行っていくことになります。
止まらないくらいひどい咳の場合、酸素室などで呼吸が落ち着くまで様子を見ながら治療をしていくこともあり、原因により治療法も異なってきます。
何か、気になる事があったらお声をお掛け下さいね~