幽門狭窄について
こんにちは、獣医師の横田です。
今回は、胃の出口が狭くなる病気、幽門狭窄についてお話しさせていただきます。
これは、生まれつき元々ある場合と、ある程度年を取ってでてる場合とがあります。
生まれつきの場合は、短頭種(ボクサ-、ボストンテリア、ブルドック)やシャムネコに多く、歳を取ってからの場合は小型犬(ラサ・アプソ、シーズー、プードル)に多いです。でも、どんな種類でも起こりえます。
これらの原因は不明です。
症状は慢性的な嘔吐で、診断はレントゲンの検査、超音波検査、病理組織検査によりしていきます。
治療は手術により(幽門形成術)により、幽門を広げます。
原因がこれであれば、手術をすると症状は改善することが多いです。
吐くっていう症状は、本人にとってもそうですが、見ている飼い主様や私たちも辛いものです。
みんな良くなれ〜っていつも思います。
何か気になることがありましたら、お声をお掛けくださいね〜