幽門狭窄について

こんにちは、獣医師の横田です。happy01

今回は、胃の出口が狭くなる病気、幽門狭窄についてお話しさせていただきます。

これは、生まれつき元々ある場合と、ある程度年を取ってでてる場合とがあります。

生まれつきの場合は、短頭種(ボクサ-、ボストンテリア、ブルドック)やシャムネコに多く、歳を取ってからの場合は小型犬(ラサ・アプソ、シーズー、プードル)に多いです。でも、どんな種類でも起こりえます。

これらの原因は不明です。

症状は慢性的な嘔吐で、診断はレントゲンの検査、超音波検査、病理組織検査によりしていきます。

治療は手術により(幽門形成術)により、幽門を広げます。

原因がこれであれば、手術をすると症状は改善することが多いです。

吐くっていう症状は、本人にとってもそうですが、見ている飼い主様や私たちも辛いものです。

みんな良くなれ〜っていつも思います。

何か気になることがありましたら、お声をお掛けくださいね〜