ネコのトリミングについて 2

こんにちは、菊地です cat

今回は前々回の「ネコのトリミングについて」の続きをお話します。

前回のブログで「当院では暴れる子や臆病な子には鎮静剤を使って、本人の精神的な負担を少しでも軽くするための処置をさせていただくこともあります」と、書きました。

鎮静って何?

と、疑問に思う方は多いと思いますので簡単にお話していきます。

まず、鎮静と麻酔は違う処置になります。

簡単に言うと、鎮静は体が思うように動かないだけで本人の意識はボォ~っとしていますが、あります。

また、気管チューブに繋がなくても自分で呼吸が出来ている状態です。

まばたきもするし、声も出ます kissmarkshine

個人的には金縛りにあっている状態に近い感覚だと思います catface

麻酔の方は完全に意識がなく、気管チューブから酸素を送り呼吸している状態です。

このように異なった処置ではありますが、薬剤を使う為、どちらも血液検査が必要になります。

ただ毛玉を取る目的でのトリミングでも、いざという時に予測が出来ない俊敏な動きをするネコちゃんには鎮静処置でのトリミングになる場合が多いのです。

「薬を使うのは体に負担がかかるから嫌」と言われることもありますが、約2時間かかるトリミングを2人がかりで抑えつけられたり、不安や恐怖で過ごすよりは鎮静処置をしてあげた方が精神的にいいのかなと私は思います。

また、ネコの皮膚は薄く、刃が少しでも皮膚に当たると裂けてしまう事があります。

鎮静状態でも部位によっては傷つく可能性はあります。

しかし、意識があり急に暴れ出してしまうと、ケガをしてしまうリスクはもっと大きくなります。

これらの事をトータルで考えて当院では鎮静処置を行っております。

ご理解のほどよろしくお願いします。

また、1年以内の混合ワクチンが接種の確認も必要になります。