気管虚脱について

こんにちは、獣医師の横田ですhappy01

暑くなってきましたね~coldsweats01

本日は気管虚脱についてお話させていただきます。

気管は鼻と口から咽頭~喉頭(のど)~肺に空気を運び、再度空気を送り返す管です。

犬の気管は、弾力性のある輪状靭帯が、40個前後のC型の気管軟骨でできた気管輪に連なってできたものです。

気管虚脱は、この輪状靭帯が弾力性を失ったり、気管軟骨がC型の形状を保てなくなると、気管は偏平となります。このように気管が押しつぶされたような形に変形して呼吸困難、呼気による体温調節が出来なくなってしまう病気です。

これは気管軟骨の形成不全によっておこりますが、正確な原因は不明です。

遺伝的要因がおおいと言われて、ポメラニアン、ヨークシャーテリア、トイプードルなどの小型犬の中高齢に多くみられます。

予防的には、安静にしたりして激しい運動を控えたり、肥満した犬は減量することも大事です。

症状は、咳や、呼吸にあわせてガーガーとアヒルの鳴き声のように聞こえるなどもあり、舌が紫色になるくらい呼吸が苦しそうになることもあります。

症状が重い場合は、呼吸困難や窒息などを起こし、治療が遅れると、脳や肺に障害が残る事もあります。

早期の診断や治療は大事ですよね~sign03

何かありましたらお声をお掛け下さいねhappy01